死を超越した永遠の命を見つけられるチャンスは、誰にでも等しく与えられている。

どっかでペテンにかけなきゃならないんだな、という気がする。 ペテンにかけるっていうのは、それを多くの人にとって「わかりやすいもの」に変換する必要がある、ということ。 どこか遠くの知らない誰か、の身に起きたまるで実感のわかないこと、共感できな…

なにも死ぬことはない。

わたしはこんなにも億劫がってみせた。 だから、億劫がるってことは良くないんだ、 ということを、 言おうとしてふと見渡せばやっぱりわたしよりもっと億劫がっているひとたちの姿が見える。 まだ足りない。 でもこんなことは、たしかにいつか、いつでもどこ…

母親は孤立しうる、だからわたしは、母親という立場への同情を禁じ得ない。

物語に惹きつけられる。 要するにすべては物語なんだ、というほどに。 わたしは実際のところものすごく冷静な、醒めた人間で、 たとえばそれはどういうところかと言うと、小学生のころふと、お母さんが同級生の一人だったら、どんなふうな関係なんだろうな?…

「死を理解する」という、いつ覚めるとも知れない悪夢は、まだ世の人を蹂躙するだけ。

karapaia.com 冤罪で死刑になってしまった青年の話を読んだ。 墓碑の写真があり、生まれた年を例によって足してゆくと、33だった。 彼には知的障害があり、言われるがままに「罪を認め」ることが「死刑」に結びつくという考えがなかった。 死ぬってことも…

「反対」は無意味であるという姿勢の、その

あれは親の家なんだっていう意識はあった。 わたしの家ではない。 書いているときに息抜きとか、考えを整理するためにたばこを吸うってことは、 わたしには必要あるいは効率の良い、魅力的な行為に思えていた。 でも親は吸わないし、親は反対しているし、親…

トリイ・ヘイデン、または「美しさとはかえりみないこと」について。

ラドブルック。 それは「愛されない子」で問題を抱えた子供の母親として登場する。 ラドブルック。 まるでブルドッグを麗しく表現してみたような、どことなくちぐはぐで滑稽さのある響き。 トリイが描写する彼女のことを、嫌いになれる人間なんているだろう…

多数派なのか、少数派なのか、ということだけが問題だ。

わたしという人間は何だって平気で、心が傷ついたりせず、強く楽々と乗り越えていけるのだと信じていた、(というかそうであってほしかった) と親しくしていた友人に言われたとき、わたしはまさに人生最大の危機ともいえるほど傷ついている最中だったので、腹…

鉄格子は憂鬱だ、でもそれは完全に閉め切られているわけではない。

わたしはわたしの「人生」が波風を立てぬ穏やかなものであればそれが最上だとは信じていない、ということは確かだ。 誰か、自分以外の何かのせいにしておく方が楽、という信念の真逆を、わたしは信じている。 そんなもんが楽なわけがない。 鉄格子は憂鬱だ、…

愛されたいのなら、先だって愛すること。なぜなら、わたしたちは、誰しも本来「主体的」「能動的」な存在だからだ。

デキた人間になりたい。 人から尊敬されるには、自分がまず膝を折って、人を尊敬することだ。 愛されたいのなら、先だって愛すること。 まことに、思うけれど、 自分自身を愛する以上に他人を愛せるものではない、それは単に不可能なのだ。 他人の目を借りて…

営業、セールス、鬼束ちひろ、自閉症、トリイ・ヘイデン。あるいは病。

0:08 2019/03/02 要するに、わたしは癌ではない。 だから実際に癌を抱えたひとに、たとえ親切心からであれ、あれやこれやと批判的な気持ちを抱くことは所詮すべて間違いなのだ、という気がする。 ゆでたまごを今日、職場の何人かで食べているとき、アジシオ…

もう自分のフィールドを、反故に。

7:50 2019/02/25 悪口の力強さ。 21:52 2019/02/26 どうせ、セールストークでしょ。 売るのは「悪い」という考え。 まるで「お金持ち」は「悪い」にとてもよく似ている。 わたしたちはいったい何を「手放し」たくないのだろう? あるいはそもそも、何を所有…

夢、とか。

「善人は、ちょっと正しいことを言われたら、あきらめて引っ込む、 ところが悪人は、自分がいかに正しいかを説得するのが上手い」 今朝、はっきりと今ここへと戻る前、目覚める前の半覚醒のような状態でそんな文章を読む。 その内容に、ん?と違和感を覚えて…

「書くこと」または、所有しなければそれを手放すことができない、ということ。

書かなければ先へ進めないと感じていた。 書いておかないとそこにとどまり続けるというか。 書かなくても死にはしない。 実際ためしに書くのをやめてみようと思った時期がある。 また、もういまさら手書きには戻る気にはなれないし、かといってワードを使え…

誰もが自分のしたいこと、すると決めてきたことをしに生まれてきた。

おとうさんが小学生だったときの担任教師がおとうさんに、息子はともかく娘さんのことは心配でしょうと、よくありがちなことをたずねた。 父親として娘のことは気が気でない、みたいなこと、あるだろうね、と。 わたしはそのとき高校生だったか大学生だった…

「よその子」・自閉症

みんなの得意を売り買い・coconala(ココナラ)、超おもしろい。 いやもう、このフレームを考えついたひとがすごい。 以前一度利用したことがある。 オルゴナイトに興味を持って、ネイルパーツとして使えるオルゴナイトが売っていないかな、と検索したときに辿…

「ミラーニューロンがあなたを救う!」

「ミラーニューロンがあなたを救う!」これ、一冊目だったんだね。 著者の本は何冊か読んでいる。 この、面白いんだけどどうしてもつきまとう読みづらさについて他の人はどう感じているのかを知りたくてレビューなんかも見る。 レビューの数が多い。 そして…

謎が残る、のは素晴らしいこと。

UFOが見えた話っていうのはおもしろくて、本当にそうなのかどうなのか、ということを確かめるすべはない。 こんなことはUFOに限った話だけじゃないが。 クオリアにも通ずるような、個人的というか主観的な話で、 他人が納得しなければ真実ではない、と…

荒唐無稽が真実。

ドクタードルフィンこと松久正の「地球人革命」を読んで、これは荒唐無稽だと思って嬉しくなった。 「アガスティアの葉」とか、サイババについて書いたひとの話を読んだときにも思ったし、本人も言及していたが、 知っている、ってなんだろう、信じているっ…

「ヴィーナスという子」

わたしは、自分の親がわたしに話してくれたことを、断片的にではあるが、よく覚えている。 とんでもないこと、も多少は言っていたが、わたしはそれらに目を瞑る。 そんなのは置いておくとして、自分にとって印象的だったこと。 お父さんが子どものころ、アメ…

「幽霊のような子」まだ途中ですが。

今朝、あっやばい、すごいと恐れ戦いたことがある。 それは要するにひとは「いいひと」でありたい、 それこそが最大にして最恐の難問なのだということ。 そして、まったく何でもないことを問題にしているのだということ。 * シーラとは、トリイにとって本当…

バランスを取る。

昨日はお金を貸してほしいと言われた友人と電話で話しこんでしまった。 わたしが、 わたしはビジネスに興味がある、 皆がビジネスにもっと関心をもったほうがいいと思う、というと、 起業したいの、と聞かれ、 いや、先のことはわからないけど今、ともかく起…

夢を追う人ではなく、夢を提供する人でありたい。この乗り越えがたくも高らかな壁。

なんだかんだいって、「モラル」「良心」「道徳心」というものが最大の難敵だ、と思う。 それは自分の外側には決して存在しないものなのだ。 トランプ自伝を読んでいると、 スロットマシーンをするひと、ではなくスロットマシーンを所有するひとでありたい、…

お金の話。自由と闊達さ、創造性について。

お金の話がしたい。 わたしはずっとお金について懐疑的だった。 お金のことを随分ないがしろにして、お金に対してまったく傍若無人、まったく礼儀知らず、恩知らずだったな、と思う。 それは良く言えばフランクな関係だった、ということもできる。 そこらへ…

「トランプ自伝」

東日本大震災、だけじゃないが、そうした災害で亡くなるひとは、生まれる前にそのことに同意してきている、とたしかバシャールが言っていた気がする。 これは、とある著名人が、今世で親に虐待されたとか言ってるひとは過去にそうしたことを自分がしてきてい…

「シーラという子」「タイガーと呼ばれた子」

わたしは、大人を求めていない。 自分をかけがえのないものとして扱って、完全に受け容れて、保護してくれる大人を求めてはいない。 そう、もうそれはまったくもって、そう、というほかはない。 「シーラという子」の最後で、あんたのためにいい子になるよ、…

「タイガーと呼ばれた子」

トリイは書き手、シーラは演じ手。 未だ途中だが「タイガーと呼ばれた子」、「シーラという子」の続編の最中、再会してのちドライブのシーンで、君らは要するに前世で付き合っていたんでしょ!と突っ込みたくなるようなシーンがあった。 「知らないほうがわ…

あなたの人生は、あなたの人生であるより他はない。さあ、明るいのも暗いのも、ピンクもブラウンも、気の済むだけ見なよ。

あなたが選ぶ。 なんであれあなたが選んだ結果だとわたしは希望的に言い続ける。 あなた自身に原因があるんだよっていうと、なんだかしらないが、自分が悪いんだ、と思う人がいるけど、わたしはこれがどうしようもなく腹立たしい。 あなたに原因があるという…

「シーラという子」

残酷さが不思議だ。「シーラという子」を二日かけて読んだ。 夜、家に持ち帰って読んでいて、声を上げて泣くところが何箇所もあり、翌朝は目が腫れていた。 目が腫れるほど泣くなんて、嗚咽をおさえきれぬほど泣くなんて、幾年かぶりではないか。 読んでいる…

望まぬ誘い。とはこれ如何に。

個を十全に感じきる。 そのためにわたしたちはそれぞれの「わたし」でいる。 彼が彼であるから感じ取れることを、それがどんなに痛くとも苦しくとも「彼の代わりに」感じるためではない。 彼の感受性を彼自身から奪う/覆い隔てることは「神の愛」ではない。 …

続・小町おもしろい、あるいは、

小町がおもしろいついでに、 今日も小町ざんまい、「ベラスケス」の本はそっちのけで期限が切れていたので返して、あらたに「ロートレック」と「ウォーホル」(いずれも「TASCHEN刊」)を借りたがまた小町。「義母が家にきました」だったかな、夫の母親と同居…