2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしは、わたし自身のもの、「自我」

「ゲーデル・エッシャー・バッハ」 図書館で予約してあまりの分厚さに、ちょっと眺めている。 二冊分、それだけといえばそれだけ、だが。 で、「平気で、うそをつくひとたち」 こっちを読み始めると面白い、何。 「I」という本が取り上げていたので借りた、 …

自分を騙す者は自分だけ。

半覚醒のときのあれ、 あれは、本当になんであんなに明晰なんだろ。 なんで、というのもおかしいが。 反重力を成立させるためには折り返しの0を見極める、 それが0の地点をはっきりと認識する、意識する、いわば目に見えるように、 指摘する、必要がある。…

死がふたりを分かつまで、共にいる。

わたしは自分を愛します、と言ったら心がじんわり暖かくなるのを感じるでしょう、とバーソロミューが言っていたのを、朝、起きて、思い出す。 朝、起きて。 朝、起きる、こんな奇蹟。 あなたはそれを知る由もない、 なぜなら、わたしもまたそれを知らないか…

賭けずにいることは不可能だ。

この順序に逆はない。 ということがある。 わたしは目覚めたことのない人間なんていないだろう、と思っている。 目覚めるとは要するに自己のふるまいに意識的な何かであり、 まったく無意識に生きている人間、 そんなものはいない。 これはどこかしら皆自閉…