2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

物質とは、物質ではないものも含めた全体の一部を成すもの、でしかない。

どこか自分ばかり先へ進んで、深く潜って、あるいは高く、広く、 見渡せば誰もいないような場所へ、 話相手が誰もいないような、 いや、いるにはいる、会ったことも直接話したこともないひとならば、いる。 でも、いわば、この身体をもってある、直接触れ合…

自分の描いたシナリオのあまりな不備さに立ち往生するっていう。

吉川英治が描くところの、本位田又八を笑えない気分だった。 武蔵と五年ぶりに再会して忌憚なく話し、涙を流し、おれはやり直すと誓った、そのあとに、 佐々木小次郎からおまえは武蔵の偽善に騙されているだけだと言われ、 そんなことはないと突っぱねるも、…

どこか放埓なそれ。自恃だけ。

いわば、 誰だってわたしをどこか憎からず思っている、ということにわたしは、 自信と矜持と、あふれだすような傲慢さ、 笑い転げながら相手を翻弄するような何か、 どこまでも責任を取らないような何かを、 そんな匂いをふりまきながら、こうしている。 わ…

かもめのジョナサン、ジョゼフさん、もしくはジョジョさん。

毎朝何分か、ジョゼフ・マーフィーの音読を聴いていたら、読み返したくなったので図書館で借りる。 なんか、いいよな。 彼の言うことは本当でしかない。 成功哲学の分類は何冊か、いや何十冊かは読んだが、 おおむね要するに、本当だよな、と思っている。 今…

月にいったい何がある。

相談しているんじゃないよな、と思う。 応援を頼んでいる。 応援というのは、もう、いつかはわからなくても、そうなるんだろうな、という予想をもってこの現実をみる、ということだ。 自分を知らない。 現実を知らない。 相手にあって、自分にないもの、 自…

「肉」から「霊」へ

そのひとが彼に、韓国行くか?という。 行こ、と彼が軽く答えて、 韓国へ誰と誰とがいつ行くというような具体的な話をしだすと、聞いたよそれ、と彼。 プサンやで、行くか、と再度言うと、 背後のそのひとを振り返り、わたしの目を見て、行かない、と言って…