この広大無辺の宇宙に、同じものは二つとしていらない。

 hi、こんにちは。

 昨日書いたものがパソコンの不調から保存できず、すっかり消えてしまったのがショックだが、
 めっちゃいいこと書いたはずなのに!なら、
 もう一回めっちゃいいことを最初からさせてあげるよ!めっちゃ面白いミステリをもう一回何も知らなかったことにして読めるみたいなもんだよ、ラッキーだね!かも知れない(ありがたいのか、ありがたくないのか、マジ躊躇するところだが)と思ってみようか。

 最近ハマっているのは、ホ・オポノポノです。
 はい、昨日も確か書きましたがね。
〈記憶をデリート〉、これがツボる。ハマる。なんか素敵。
 100%自分に責任がありますという宣言は、以前にも書いたと思うが、
 これほど力強い宣言はないよな、とわたしはやや興奮気味に感じる。

 というわけで、続(わたしのなかで)・ホ・オポノポノ「豊かに成功するホ・オポノポノ」を読んでみた。
 いやもうデリートが頭から離れないのだが、
 巻末の韓国人女性の手記と、インタビュアー河合政実さんの障害をかかえた兄に関する手記が、いいね。
 あと、緑のカエデの葉と、ブルー・ソーラー・ウォーターと、アイスブルーもいいね。
 あ、あと、二度読んで二度とも笑ってしまったのが、
 感情をこめなくていいのですか?に対して、
 こめなくてかまいません、パソコンのデリートボタンを押すときに、泣きながら押したり、よし押すぞと力を込めたりしなくても、押すことによる結果は変わりません、押せばただ消えますよね、というのもいいね。

 毎秒1100万ビットもの情報が立ち上がっているが、あなたが拾えるのはたった15ビットである、というのもいいね。
 
 そのたった15ビットにしがみついている蚤なのだ、われわれ。
 この際われわれ、というのは、
 顕在意識やエゴと言い換えても構わない。
 
 昨日友人からも返信があったんだよ、そんでそのこともいっぱい書いたように思うんだよ、でも、まあいいや、
 林公一のQ&Aの秀逸な相談者【1560】についても、まあいいや。

 くだんの友人からよく、あなたは強いからって言われるんだよね。

 あなたは強いからいいけど、皆そんなに強くないんだからさって。
 これがわたしには違和感があって、
 自分ははたしていったい、「強い」んだろうか、と奇妙に思うのだ。
 自分を弱い、と思うこともないが、強い、と思うこともまたなく、
 いったいあなたの言う「強い」、が何をいわんとしているのか、ということが逆に不思議になる。
 いや、だいたいは予測できるんだけど、この、強い、というそれこそ頑強な表現による「何か」、をどう客観的に換言すればいいのか。
 わたしは自分を強いというよりも、明晰である(明晰でありたい)と感じている。
 と思ったことがあるのを、
 本を読んでいると、明晰性が大事なんだぜ、というくだりがあってふと思い出した。

 合理的であるってことは確かに便利なステップなんだよ。
 便利なステップであり手がかりである。
 合理的であるってことは、オプションとして実に優秀だと思う。
 オプション、あるいは機能あるいはアプリとして。
 超使えるアプリ!みたいなもんだ、合理的であるってことはね。

 他者の気持ちが百パーセントわかる、ということはありえないね。
 ありえたらそれはもはや、他者とは言えないじゃないか。
 この広大無辺の宇宙に、同じものは二ついらない。
 おんなじものは、二つたりとも、いらない。
 クローンなんて人間の馬鹿で不明瞭な思考が生み出した幻想にすぎないね。
 そんなものはそもそも存在しない。
 存在するとしたら、
 それは、もはや、クローンではないんだよ。
 
 あなたは、唯一無二の存在であり、存在しているからにはもう、存在していることを受け容れるしかないんだよ。
 

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